2日目はホテルで朝食をしっかりと摂った後、
タージマハルのあるアーグラへと向かいます。
昨晩、New Delhi 6:15発 Agra Cantt8:15着の特急列車のチケットが取れなかったため、
ニューデリー駅の外国人専用窓口(8:00~オープン)へ。
ホテルのあるコンノート・プレイスで、首都の中心部だというのに
生き絶えた人の亡骸がゴミと一緒に清掃されている光景に衝撃を受けましたが、
そんな光景もインドでは日常の一つのようです。
約1kmほど歩いて、ニューデリー駅に到着。
写真の赤い服を着た人は荷物運びのポーター。荷物1個あたり30RS(約45円)ほど。
ニューデリー駅前には旅行会社に連れていこうとする胡散臭い連中がたくさんいる。
外国人専用窓口に繋がる階段にも写真のような注意書きが。
IGNORE THOSE WHO ATTEMPT TO LEAD YOU TO A BOOKING OFFICE ELSE WHERE.(笑)
インドで快適に過ごすためには、話しかけてくる人をすべて無視することが大切でしょう。
というわけで何とかアーグラまでの鉄道チケットを確保。
NEW DELHI 11:30発 AGRA CANTT 14:25着
KERALA EXPRESS 2等車エアコン付き 2人で1230RS(約1900円)
出発までぼちぼち時間があるので、
ニューデリー駅前のメインバザール:バハール・ガンジを散策。
人の波を縫うようにサイクルリキシャーが行き交う。
地球の歩き方にも載っているラッシー屋は市民の休憩スポット。
小振りなスイカの量り売り。
商売についてインド人は真剣です。
改めてニューデリー駅3番ホーム
午前中の11時だというのにこの混雑。ちょうど我々の乗るKERALA EXPRESSが入線してきました。
インド人は列車がホームに着くと(…というより到着する前に速度を落とした段階から)
一斉にドア付近に群がり、我先にと飛び乗ります。
我々外国人観光客や、大きい荷物を持った人達は、そのほとぼりが冷めてから。
11時30分 定刻通り出発。
首都デリーの市街地を抜けると、列車は100km/h程の速度で、
赤土の広がる北インドの乾燥地帯を、砂塵を巻き上げながら走っていきます。
ニューデリーからアーグラまでは南に約200km。
文明の利器が進化したおかげで、旅先でも自分の居場所が分かるようになりました。
列車のトイレ。(比較的綺麗だったので撮影。)
「ウ○コを制する者は インドを制する」と、まことしやかに言われるように、
外国人観光客に一番最初に訪れるカルマがこのトイレ。
備え付けの紙はなく、インド人は写真左下のコップで器用にチャプチャプお尻を拭きます。
もちろん左手で。そして用を足したモノは、そのまま大地へと帰っていきます。
15時20分 約1時間遅れでAGRA CANTT駅に到着!
車内では終始、日本人2人組と相席。今朝インドの床屋で髪を切り、
散々な目にあったとのことで、2人とも頭にターバンを巻いておりました。
ここから約10kmほど離れたタージマハルへとプリペイドタクシーで向かいます。
(その3につづく)
スポンサーサイト
- 2012/05/14(月) 11:20:57|
- インド旅行記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0